齋藤一徳がオススメする簡単15分クッキング!!

齋藤一徳が教える野菜の秘密!

 

齋藤一徳

 

 

 

とにかく時短で効率的に料理を行う時に「電子レンジ」は欠かせません。

 

特に野菜を扱う時にその効果は絶大です。

 

野菜を加熱するときにもっとも大切なのは、調理時間の調整です。

 

例えば、野菜を茹でる場合、茹ですぎると色や香り、歯ざわりが悪くなるほか、水溶性ビタミンやミネラルなどの栄養素が茹で汁に流れて失われてしまいます。

 

それでは、短時間で加熱できる電子レンジを使った場合、栄養はどう変化するのでしょうか。

 

料理の際の茹でる、煮る、蒸す、焼く、炒める、揚げるといった加熱は、どれも食品の表面から中心に向けて熱が伝わっていくため、内部までちゃんと加熱されるまでに時間がかかります。

 

一方、電子レンジのマイクロ波は食品の表面だけでなく内部まで到達するので短時間で加熱することができるのです。マイクロ波はおもに食品中の水分に吸収されるので、食品の温度は基本的に100℃までしか上がりません。
そのため、どれだけ電子レンジで加熱しても焼き色がついたり、焦げたりしないのです。

 

こうした電子レンジによる加熱の特徴は、茹で汁や油を使わないので栄養素が溶けて流れ出さないことです。
そして加熱時間が短く、100℃以上に温度が上昇しないこともあり、電子レンジによる加熱では、ほかの加熱方法と比べて栄養素の損失はほとんどありません。

 

例えば、ブロッコリーの場合、電子レンジで加熱調理したときに残っているビタミンCの量は茹でたときよりも1.5倍も多くなっています。

 

ただし、ほうれん草のようにアクのある野菜はビタミンCと同様に茹でたときには流れ出るはずのアクの成分も残ってしまうため、より美味しく食べるためには、加熱後に水にさらす必要があります。

 

電子レンジは、短時間で加熱調理ができて栄養の損失も少ない調理器具です。
みなさんも上手に使いこなしましょう。